自分に合う学習スタイルを見つける
学習スタイルを見つめ直してさらなるスキルアップを
自分に合った学習スタイルを取り入れる
一度目のプログラミング学習に比べれば、他言語の習得はプログラミング知識がある分スムーズに進むかもしれません。それでも、エンジニアとして働きながら勉強するのは大変です。限られた時間を有効に使うためは、自分に合った学習スタイルを取り入れながらスキルアップを図っていく必要があるでしょう。
実は、脳のタイプによって得意とする情報処理方法は異なります。ここでは「視覚優位型」「聴覚優位型」「運動感覚優位型」の3つのタイプにわけ、それぞれに合った学習スタイルを紹介していきます。
視覚優位型
視覚優位型のタイプは、目から入ってくる情報を処理したり理解したりすることを得意としています。そのため、プログラミング学習の際は、構文図やイラストを用いると良いでしょう。勉強した内容をノートに記載するときは、大事な部分にマーカーを引いたり、カラーペンを使って記載したりするのがおすすめ。そうすることで、視覚として入ってきた情報を記憶しやすくなります。また、視覚優位型のタイプには、動画を使った学習も積極的に取り入れたいところ。YouTubeを開けば、無料で視聴できる学習動画が数多く配信されていますので、ぜひ活用してみましょう。
聴覚優位型
視覚優位型は、目からの情報よりも、耳から入ってくる情報の方が記憶に残りやすいタイプ。コードを覚えるときは、ただ眺めるのではなく、音読することで頭に入りやすくなります。また、オーディオブックや学習チャンネルを活用するのもおすすめ。通勤時やちょっとした空き時間を有効活用しながら勉強を進められるので、忙しいエンジニアにも取り入れやすい学習スタイルです。
運動感覚優位型
運動感覚優位型は、経験から知識を得ていくタイプです。順序立てて言語を覚えていくよりも、実際になにかを作りながら学習していくほうが理解を深めやすいでしょう。また、このタイプは動きを取り入れた学習も良いといわれています。たとえば、スタンディングデスクを活用する、ウォーキングしながら学習するといった勉強法を取り入れてみるのも良いでしょう。座り仕事の多いエンジニアにとって、身体を動かすことはリフレッシュにも繋がりそうです。
自分のタイプを知って勉強に役立てよう
これまでの自分を振り返ることで、どの感覚が優れているのかだいたいの予想がつくはず。気になる方は、認知特性のタイプ診断ができるサイトを使って調べてみるのも良いでしょう。人によっては、それぞれのタイプを組み合わせた学習スタイルがしっくり来るケースもあります。さまざまな勉強法を試しながら、自分に合うやり方を見つけていきましょう。